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イーサリアム保有の上場企業7選【2026年最新】
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イーサリアム保有の上場企業7選【2026年最新】

DDEX.jp編集部公開日: 2026-03-22

📋 この記事のポイント

  • 1ETHZilla(旧180 Life Sciences): バイオテクノロジー企業からデジタル資産、特にイーサリアムを中心とした財務戦略へと舵を切った企業です。
  • 2BTCS Inc.: ブロックチェーン技術の専門企業であり、早くからイーサリアムの将来性に着目。2025年9月時点で70,140 ETHを保有していることが確認されています。
  • 3The Ether Machine: 近々SPAC(特別買収目的会社)との合併による上場を予定している企業で、その名の通りイーサリアムに特化した投資戦略を掲げています。
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企業の財務資産として存在感を増すイーサリアム(ETH)

近年、マイクロストラテジー社やテスラ社に代表されるように、上場企業が財務資産の一部として暗号資産を保有する動きが活発化しています。これまではビットコイン(BTC)がその中心でしたが、ここに来てイーサリアム(ETH)を企業のバランスシートに加える事例が急増しています。本記事では、2026年3月時点で判明している、多額のイーサリアムを保有する上場企業トップ7をその戦略と共に詳しく解説します。

なぜ企業はイーサリアムを保有するのか?

企業がビットコインだけでなく、イーサリアムを財務資産として選ぶ理由はいくつか考えられます。第一に、ポートフォリオの多様化です。単一の暗号資産に依存するリスクを避け、異なる特性を持つイーサリアムを加えることで、価格変動に対する耐性を高める狙いがあります。

第二に、イーサリアムが持つエコシステムの将来性です。スマートコントラクトのプラットフォームとして、DeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)、GameFiなど、数多くの革新的なアプリケーションがイーサリアム上で構築されています。このエコシステムの成長は、ETHそのものの価値向上に直結すると期待されています。さらに、ステーキングによる収益(インカムゲイン)を得られる点も、企業にとって大きな魅力となっています。

【第1位】BitMine Immersion Technologies: 450万ETH

現在、上場企業の中で群を抜いて最大のイーサリアム保有量を誇るのが、BitMine Immersion Technologies社です。同社は元々ビットコインマイニング事業を手がけていましたが、近年、その戦略を大きく転換。イーサリアムへの大規模な投資を開始しました。

2026年3月の報告によると、同社のETH保有量は450万ETHを超えており、市場に大きなインパクトを与えています。この動きは、単なる投機的な投資ではなく、イーサリアムの将来的な価値と、そのネットワーク上で展開されるビジネスへの深い確信に基づいていると見られています。

SharpLink Gaming社は、ゲーミング業界のマーケティング企業からイーサリアム財務企業へと華麗な転身を遂げたことで知られています。2025年9月時点で、同社は約838,152 ETHを保有していると報告されています。

同社の戦略は、GameFiやメタバースといった、イーサリアム経済圏との親和性が高い分野への進出を見据えたものと考えられます。ゲーム業界での知見を活かし、イーサリアムのプラットフォーム上で新たな価値を創造することを目指しているのかもしれません。

【第3位】Coinbase: 約13万ETH

米国最大の暗号資産取引所であるCoinbase社も、当然ながら多くのイーサリアムを保有しています。2025年第2四半期のデータでは、その保有量は136,782 ETHに上ります。取引所としての事業活動の一環としてETHを保有している側面もありますが、同社自身がイーサリアムの長期的なポテンシャルを高く評価していることの現れでもあります。

Coinbaseは、機関投資家向けのサービスも展開しており、自らがETHを保有することで、顧客に対する説得力を高める狙いもあるでしょう。

【第4位】Bit Digital: 約12万ETH

Bit Digital社は、元々はビットコインマイニングを主力事業としていましたが、資産の多様化を目指し、2025年第2四半期にイーサリアムを財務資産として組み入れる戦略を発表しました。その後、積極的にETHを買い増し、保有量は120,306 ETHに達しています。

同社の動きは、特定の暗号資産のマイニングに依存するビジネスモデルのリスクを分散させ、より安定した収益基盤を築こうとするマイニング企業の新たなトレンドを示唆しています。

その他の注目すべきETH保有企業

トップ4以外にも、ユニークな形でイーサリアムへの投資を行う企業が存在します。

  • ETHZilla(旧180 Life Sciences): バイオテクノロジー企業からデジタル資産、特にイーサリアムを中心とした財務戦略へと舵を切った企業です。
  • BTCS Inc.: ブロックチェーン技術の専門企業であり、早くからイーサリアムの将来性に着目。2025年9月時点で70,140 ETHを保有していることが確認されています。
  • The Ether Machine: 近々SPAC(特別買収目的会社)との合併による上場を予定している企業で、その名の通りイーサリアムに特化した投資戦略を掲げています。

これらの企業の動向は、業種を問わずイーサリアムが投資対象として魅力的であることの証左と言えます。

まとめ

本記事で見てきたように、かつてはビットコイン一辺倒だった上場企業の暗号資産戦略は、大きな転換点を迎えています。イーサリアムが持つ独自の価値(スマートコントラクト、エコシステム、ステーキング報酬)が認識されるにつれ、財務資産としてのETH採用は今後さらに加速していくでしょう。

BitMine Immersion Technologiesのような巨額の投資事例は、他の企業にも影響を与える可能性があり、機関投資家の資金流入が本格化すれば、イーサリアム市場は新たなフェーズに入ることが予想されます。今後も、各社のイーサリアム戦略から目が離せません。

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